「みんなの表町書店」のお知らせ

「みんなの表町書店」は終了しました。ご来場くださった皆さま、誠にありがとうございました。

先日のブログ記事でご案内した広島の催事もそうですが、例年であれば閑散期であるはずの夏なのに、今年はめずらしくオファーが続きます。

8月上旬からは1ヶ月間にわたってコチラ↓↓、「期間限定シェア型書店」という企画に協力します。

【みんなの表町書店】
日時 2023年8月5日~9月3日(火曜定休) 11:00~18:00
会場 岡山市北区表町1-9-58 (岡山表町・中之町商店街のテナント とりあえず「ONSAYA COFEE」さんを目指してもらえれば、その隣です)
 ⇒[地図]
 ⇒[出店申込フォーム(Googleフォーム)]※出店料や箱のサイズといった要項もここに記載しています。

ここ数年で都市部を中心にじわじわと増えている「シェア型書店」。個人やお店が本箱1~数個分の区画を借りて、自分たちの蔵書を陳列・販売する形態のお店です。

つまりは誰でも気軽に「小さな本屋さん」になれてしまう仕組みであり、〈店=売る側〉/〈お客さん=買う側〉という固定的な構造を柔らかくとらえなおす、本との新たな関わり方であるともいえますね。

その「シェア型書店」を岡山市内でもやってみたい、と表町商店街連盟・副理事長の片山さんから聞かされたのが6月のこと。大阪の「みつばち古書部」さんをはじめ、書店を中心として各方面に意見を求めたようで、当店もポツポツとお話を伺っていましたが、とりあえず1ヶ月ほどの期間限定でポップアップストアのようなかたちを試してみることに。
なにしろタイトなスケジュールのなか、乗りかかった舟というやつで、当店も大急ぎの準備をお手伝いすることになった次第。

会場となるテナントはこんな感じ。

基本的には募集に応じてくださった出店者さんの箱が主役となるように店づくりを進めつつ、足りない部分は当店も含めたいくつかの書店、出版社などが協力して体裁を整えることになるかと。
なにしろ募集の告知から開催までの期間が短いうえに、上限45センチ四方の本箱で会場を埋めるとなれば、さほど大きくないテナントでも思いのほか広く感じてしまうもので……。

さて、たいていのイベント・企画がそうであるように、この「みんなの表町書店」も告知開始した当初はどうなるか先行きが全く読めない、ヒヤヒヤするような状況でしたが。
じわじわと呼び掛けに応えてエントリーしてくださったり、情報を拡散してくださったりと、それはもうどれほど感謝していることか……。たくさんのお力添えありがとうございます。
おかげさまで20日の時点で申込フォームから20数箱の応募があったようで、直接お声がけしている方などもあわせて、8月に入る頃にはもう少し増えていそうな見込み。なんだか楽しい空間になりそうな風向きですよ。

加えて、いくつかの新聞・雑誌から取材を受けたり、主催者さんがラジオに出演したり。こうしたメディアを通じた宣伝は、やはり歴史ある商店街の力だな、と感じます。
⇒[岡山経済新聞の記事]※記事内では「出店申請は7月20日まで」とありますが、主催者さんによればそれ以降でも受付可能とのこと。
⇒[山陽新聞の記事(会員限定)]
主催者ラジオ出演予定:
 7月25日 (火) RSKラジオ 15:20〜 アモーレまったりーの
 8月1日(火) FM岡山 8:20〜 フレッシュモーニング岡山
 8月8日(火) FM岡山 9:07〜 フレッシュモーニング岡山

商店街の力といえば、会場のテナント入口に「本」と掲示しているだけで中を覗いてくれる通行人の方がいる、これも「SNSが活用できないと致命的」なオンライン古書店主にとってはカルチャーショックでした。接点のなかった場所に飛び込むと勉強になりますね……。

何はともあれ、少しずつカタチが見えてきた「期間限定シェア型書店」の企画。夏のお出かけ先の一つとして、ぜひ遊びにお越しいただけますと幸甚です。それぞれに趣向の異なる一箱店主さんの品揃えをお楽しみいただけるかと。

また、出店者さんも引き続き募集しております。ちょっとだけ「本屋さん」を経験してみたいという方は、お気軽に[出店申込フォーム(Googleフォーム)]からエントリーなさってください。出店料や箱のサイズといった要項も申込フォームのページに記載しておりますので、とりあえず見てみるだけでも。

*追記*
会期中の様子を画像で掲載しておきます↓↓

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