おかやまZINEスタジアムー「おかやま文学フェスティバル2024」のお知らせ(1)

2月下旬から3月初旬にかけて、下記の一連のイベント運営をお手伝い、うち一つには出店もします。

【おかやま文学フェスティバル2024】

日時 2024年2月23日~3月10日
会場 岡山市内各所でさまざまな催しを開催
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岡山市が文学を通じた町づくりを目指して、毎年開催しているイベントですが、昨年から内容をリニューアル、市民の皆さんに楽しく参加していただける企画を数多く用意しています。

で、そのうち幾つかの企画運営に、書店・出版社・本好きの有志からなる民間のプロジェクト「瀬戸内ブッククルーズ」実行委員会が関わっていまして、斑猫軒もそのメンバーの一人。
そんなワケで、当店が関わっているイベントについて、記事を3回に分けてご紹介します。

1)おかやまZINEスタジアム

日時 2月25日(日) 11:00~16:00
会場 旧内山下(うちさんげ)小学校・体育館(岡山県岡山市北区丸の内1丁目2−12)

今回初めて開催するイベントで、ZINE、リトルプレス、同人誌、フリーペーパーなどの冊子を対象とした展示即売会です。
「ZINE」というのは個人やグループが作る冊子のこと。文芸作品やイラスト、写真、個人の研究・評論、身の回りの物事を綴ったものや、趣味について熱く語ったものなど、いわゆる商業出版として流通する書籍とは一味違う自由さと熱量が魅力の、小さな表現の世界。
昨年末から出店者さんの募集を開始しましたが、予想以上の反響があり、当初設定していた締切を待たずに、定員に達してしまいました。

これまでに都市部の大きなイベントに参加してきたベテランさんから、今回をきっかけに初めてZINEを作ったという方まで、幅広い層の出店者さんが集まっております。

また、会場では
・ZINEや豆本づくりを体験できるワークショップ
・作家の乗代雄介さんとライターの南陀楼綾繁さんをそれぞれゲストに招いたトークイベント
・絵本読み聞かせ
・ちょっとした飲食コーナー
などもあり、ブースを見て回るだけでなく、さまざまなかたちで楽しんでいただけるかと。

さまざまな小規模出版物に触れて、「本」に対するイメージがもっと柔軟になれば楽しいと思いますし、ひょっとして自分でも何か作ってみたくなったらぜひ挑戦していただきたいとも思います。

* * *
さて、こちらのイベントで斑猫軒店主はスタッフとして会場に常駐しております。
ブース出店こそしませんが、少しだけ寄稿した冊子がありますので最後にお知らせしておきますね。

昨年の秋から岡山市で開講された創作ワークショップ「小説の練習 ~自分を変える風景を書く~」(全3回 講師:乗代雄介さん)に参加した生徒の有志数人の間で、せっかくなので協力してZINEを作ってみようという話になりまして。
ワークショップで教わった「文章による風景スケッチ」の習作や書評などを収録した一冊になっています。
斑猫軒店主も2、3篇ほど寄稿しておりますが、それよりも若い生徒さんが原稿のとりまとめや編集など大変な作業を頑張ってくれまして……。あとは店主に出来ることといえばこうして宣伝することくらい。よろしければ「乗代雄介ワークショップ」ブースにお立ち寄りくださいませ。

(それから、ついでのついでなのですが、実行委員の共同スペースみたいなテーブルもあるらしく、冊子を並べてもいいそうなので、余力があれば過去に斑猫軒が作っていまは品切れになった自家製本ZINEを2種類ほど、印刷して販売するかもしれません。)

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